つまるところ。

観劇や演奏会の感想を置いて行く場所。だって青い鳥には推しがいるから。もっと雑多なログもある。 https://utayomichu.hatenablog.com/

サンセット大通り感想(ノーマとマックスの話しかしてない)

書こう書こうと思いながらコロナ禍自粛が始まり終わりましたね。
もうここまで来たら普段はスルーするんですが、私にはヘキのど真ん中に入ったげきかわなノーマとがんじがらめを半年後の私に伝える使命があるので……。自分だけじゃどうにもならなくなったがんじがらめの生き物や関係性が大変に好きなんです。見せたい自己の取り繕いができなくなるほど余裕をなくす人類(架空)、よいよね(個人の解釈です。)
実在する何某かに一切の関係がなく、また個人の感想および解釈かつ幻覚(一部オタクは強めの妄想のことをこう呼ぶ)であることをご承知おきください。
基本的にいいぞもっとやれと思ってる、というかそう思ってないとこにわざわざ言及しないのでスタイルで語っています。
 
〇「愛の悲劇」 #とは(ほめてる)
いきなり自分語りなんですが一度見てから調べて衝撃を受け直すまでを娯楽としているので事前情報は極力入れないタイプです。だもんでこれも柿澤さんと田代さんがコンサートで歌ってた*1ぐらいの認識でした。
で、観たんですが。
確かに愛は要素としてあるし悲劇か喜劇かと言えば悲劇なんだけど「愛の悲劇」から連想される感動どころ*2と作品の情緒ぶん殴り(ほめてる)ジャンルが一致を見せてなくない?(ほめてる) どっちかというと「狂気と才能」の物語じゃない?(ほめてる) わたしは執着こそが才能だ*3と思っているんですが、そういう意味で強度のめちゃくちゃ高い才能の物語だった。と思う。やー好き。
相関図のベクトルが曝け出された後に思い返すと1幕マックスが大変におそろしい(好き)です。お前が鎖だったのか。
 
構図とか言いたいものはいっぱいあるんだけど先にキャラの話をしたいなぜならディファイルド始まっちゃうからねー(と言ってたらがちでノーマだけで終わりそう。
 
濱田めぐみさんノーマがかわいくてちょう好きなんですよ。
げきかわ。げきかわじゃない? えっかわいい。
やーあのね、わたしね、濱めぐさんのやる強くて脆い愛の女がめちゃくちゃ好きなんですよ。レムとかランディ夫人とかまだ見てないけどたぶんルーシーとか。プライド高く誇り高く能力も高く、その自分の全部でもって愛して愛してしまう女。なのでノーマ・デズモンド、これたぶんヘキに刺さる人物だと思ってかなり高めの期待値を抱いて行ったんですよ。
まあ好きに決まってましたよね。無防備であやうくていじらしい。愛おしいにきまってるじゃんあんないきもの(個人の主観です。)
満遍なく好きなんだけど具体的に挙げるとまた五千字とか行くから先に別のこと話すんだけどさ。
濱めぐノーマの可愛らしさ、あんなにこわがりなのにあんなに無防備に愛してしまうところだと思うんですがいかがですか。可愛いよね可愛くないですか大好きなんですよ。
葬儀屋やベティやセット18の音録りマイクや、異物に対してあんなに臆病なのに(葬儀屋への取りつく島もない態度は警戒の表れだと思っている)、ジョーへの愛を惜しみなくさらけ出すあの様が無防備であやうくてかわいい。だってさ、ノーマは愛を拒絶されて傷つく覚悟なんかどう見てもしてないじゃん。*4受け止めてもらえないなんて考えつきもしていない。もしかしたら心のどこかで気がついていて目を瞑って背を向けているのかもですがそれはそれでテンションが上がりますね。私が。かわいいじゃん?
ジョーの拒絶ひとつで簡単に損なわれてしまいそうなのにきもちの全部を差し出してしまうあの無防備さがね、最高にかわいいんですよ……少女性……。ノーマが50なのは知ってるけど可愛くなりたい女の子は何歳でもかわいいおんなのこなんだよ!!!わかりますかわからなくてもよいです単なる私の嗜好なので。可愛くて好きなの。
濱めぐノーマのさ、大女優大女優って言いながらはしゃぎ方や傷つき方がちっちゃなおんなのこ、恋する少女みたいな動機なのが本当に好き。大晦日の諍いとかさ、「私の愛が重いって言うの!?」の声のさ、本命チョコを本命だからって理由で受け取ってもらえなかったような悲痛さがすげえ好きなんですよね。胸がきゅっとする。かわいい。あの後の「出て行きなさい」「大女優はプライドが高いの」を口にする前に涙をこらえるみたいに顔を上向ける一瞬の静かさとか、背を向けたジョーに泣き声が聞こえないように静かに肩を震わせてるのとかもいじらしくない?ちょう可愛くないです? 
あれぜーったい本心じゃないんだよ(幻覚)、あれらを口にするノーマはジョーの目を見ないんです。ノーマもだしマックスもだけど、彼らは後ろめたいときや"ほんとうでない"ことをやり取りするとき相手の顔を見ないんですよ。自分の目を見せようとしない。
目で語る無声映画の大スターたるノーマが意志を通そうとするとき無言で相手の目をじっと見るのがわたくしとても好きでしてですね。ノーマはそれで伝わると思ってるし実際平方ジョーはただしく受け取ってるんですよね、それがまた好き。無声映画女優である己が才能への自信と誇り、そして彼女は確かに磨かれたその才がある。眼差しのみで語る無声映画のスターに声で歌で一瞬にして場を塗り替えるミュージカル女優濱田めぐみ(敬称略)をキャスティングしたの誰だよ最高だよありがとうございます。
で、そんなノーマはだから相手の目を見れば相手の心をある程度読み取れる。見て取っているそれが感情なのか心の揺れなのかは知らないけれども。完成した原稿を受け取るマックスがノーマの顔を見られないで目を落としたまま応対するのあまりに残酷じゃん?(好き) マックスはあの行為を心から正しいと思っているわけじゃないんだよ、一人からのファンレター、届けない原稿、ノーマを虚構でとじこめている後ろめたさがある。「沈む彼女」をただ見ており彼女に向けられた情愛をあしらっている自覚がそこそこある平方ジョーはノーマの目を見ることを特に躊躇わないのもいいよね。ツバメしてる外聞の悪さや実情をごまかしての説明は後ろめたいけど*5ノーマ本人に対して後ろめたいことはないとでもいうような善人の残酷さ(賛美の表現です。) 話は戻ってくるけど2幕後半のさー、「嫌いにならないで!」ですがりついたノーマが平方ジョーの表情と目の動きで十全に届いてしまうのめちゃくちゃ残酷じゃない? 目だけで語るノーマだから目で語られたあの断絶を絶対に読み違えるはずがないんだよ……好き……。平方ジョーがあんな顔できるなんてノーマもマックスも思ってもみなかったろうよ……。
濱めぐノーマの眼差しの話をまだするんですが(好きなので)、早替えみたいにいろんな女を演じてみせるノーマが正面向いてサングラスを外す瞬間あるじゃん、ライトの加減なのかアイシャドウなのか、まぶたの紫(こっちはメイク)のなかに明るい緑のひかりが一瞬浮かぶの妖精の魔法みたいだなって思うんですよね……妖精の魔法はベクトル逆*6なのは知ってる。濱めぐノーマ、あの瞬間とラストの「私を見て」が一段とうつくしいと思う。あの瞬間ノーマは輝きをいや増し彼女の魔法には誰もあらがえない*7
目だけで語るノーマの才能や技能は衰えていないんですよね、彼女の眼差しは人々を魅了する。ハリウッドでけげんそうにしてた若い役者たちの表情が、「狂気と緊張」の後半でノーマと目を合わせたときにさあっと色を変えていって、空間が静かな熱をおびていくのすごいよね。私があしらっておきましょうかって言ってる秘書のおばあちゃんが誰より狂熱して拍手してるのとか最の高だと思う。
当のノーマは演技を終えると「ファンに対応する大女優」の顔で握手なりなんなりしてるけどはじめ身構えるような間があるの好き。おりてきたライトのおじちゃんと話し込んでるときがどことなくほんとに楽しそうなところ可愛いと思うしやっぱなんか旧知の相手とそうでない人とで態度違う気がする。見慣れないものがこわくて、でも誰かと向き合う瞬間に"ふさわしい"自分を繕ってしまえる女優の才能。自己の曖昧さ。撮影現場でおじけづくノーマが不安そうな顔してるのに*8、優しく促すデミル監督のほうを見るときはすっかり余裕たっぷりに"ベテラン女優"の顔で動きなの、彼女自身があまりに見えなくて背筋がひやっとする(賛美の表現です。)虚勢を張っているのでもなく、デミルを心配させまいとしているのでもなく、旧交を温めるベテラン女優としてあまりに自然体なんですよ。
何ていうかなえっと、バルコニーからの一連のシーンあるじゃないですか。支離滅裂に過去の一場面を再生するノーマが、マックスの「キャメラ*9ひとつで人格を入れられたようにベテラン女優として演じ振舞い語るあの場面。あれはジョーを殺したノーマが錯乱または狂を発した、のではなくて、ノーマは初めからずっと"そう"だったんじゃないかって気がしてきて(幻覚。) どんな女でも演じられるノーマは「素の自分」なんてものをとっくに無くしていて、誰かのイメージする「女」を無意識に汲み取ってその通りに生きているんじゃないかって。カメラの前でもそれ以外でも。ジョーがいないときのノーマが「ひどく不安定に」なるのは、ダーリンという舞台兼観客がないと振舞うべき己を見失うからでは? マックスでは駄目なんだよマックスはカメラであの屋敷だから。
念を押すと私は見たものの情報を取捨選択して自分の好みに一番刺さる解釈をするタイプのオタクだから信じてはだめだぞ。自分の目でみて感じたものが真実だ。*10事実ではないけど。戻るね。
やーだってあのさ、ノーマが無声映画の大女優であることに拘るのは間違いなくマックスの執着を映してるからじゃん。届き続けるファンレターの期待に応えているからじゃないですか。そうありたいという願望ではなく、そうあるべきだという強迫観念じみた、こうもあれるという他の自分のないような。そしてスターとしてではないノーマ、不思議な魅力をもつ少女を知っているのはもはやマックスだけなんですよ。マックスが知る少女が16でサロメの設定が17でノーマの最高傑作を撮ったのがデミルってそういうことでないかね。
ジョーはマックスが掛け続けてきた呪い*11を解きかけたけど、一度はたしかにほどけたけど、彼女はかかり直し(ひょっとしたら自ら)、ジョーの言葉は届かなかった。私はあのシーンが大好きでな……。ノーマをまっすぐ見つめているジョーと顔をそむけているマックス、彼女は揺れる目で踏み出しかけたのに突然音がするようにかかり直し、顔を上げたマックスと目が合ったノーマはもう揺るがない。はじめのほうではマックスが目を向けたことで再びのろいがかかった回もあった気がしたんだけど願望ゆえの幻覚かもしれない。
濱めぐノーマはチンパンジーの葬儀ではマックスに肩を抱かれるがままだったのに*12、ジョーを撃ち殺したあとマックスが伸ばした手は届かない(そちらを見ないままノーマが数歩前に動くため)ので、彼女はやっぱり自らマックスの抱く幻影を自分のものにもしたのしかも知れないなあ。妄想だよ。
サンセットのラスト、ジョーからすればバッドエンドだし第三者から見ても(トゥルーではありそう)そっち寄りだけどノーマとマックスの視点からするとハッピーエンドなのががちホラーじゃん(ほめてる)って思うんですよね。ホラーの本質は同じところに行かないと理解できないものへの恐怖だと思っている。
最後の最後のところでね、安蘭ノーマは遠くにある何かへ手を伸ばしたところで暗転するんですよ。濱めぐノーマ、伸ばした先の何かを胸元に抱き寄せた次の瞬間に暗転する。ちょうど人間の頭部ほどの大きさの空間を。少女のような澄んだ表情で、しあわせそうに目を閉じて。
カナーンの首を手に入れたサロメがそこから戻ってくると思う??? 私は思わない。
この瞬間のマックスがどんな顔をしているのか、陶酔か絶望かやり遂げた達成感か、ものすごく気になるんだけど毎回気が付いたら暗転してるんですよね……。あのノーマから目を放すことが人類にできるのか(反語) 25の娘の枷を脱ぎ捨てた、天女のように軽やかでうつくしいおんな。望まれた通りに。
 

◯山路さんマックスがですね
順番としては平方ジョーでは?と私も思うんですけどノーマの話したらマックスの話するしかなくないですか?なくない?
マックス。黒々と煮えたぎる執着が人の形に凝ったような何かでしたね。なんだあれ。魂がヒトの形をしていない(賛美の表現です)
この話で一番報われてるのマックスなんですよね、奇妙な半年を経て何かを得たのはマックスだけだった。ジョーは命を喪いベティは愛するハリウッドを失いノーマは現実を喪った。*13
ノーマも得てしまってはいるんだけどさあ!特に濱めぐノーマは最後なにかを手に入れてしまったんだけどさあ!よかったねとはちょっと言い難いっていうかさあ!!*14あなたの固執はほんとに自分の妄念ですか的なさあ、いやあのそうなんだろうけど何を犠牲にしても“貴女が”手に入れたかったものは本当にそれですかというかさあ……。彼女は欺瞞の虚構のなかで変わらない日々を送っていたってそれなりに幸福感あったんじゃないかと思うんですよすべて偽物だけど。あのエンドでノーマの主観はたしかにとびきり幸せだろうけどハッピーエンドとは呼びたくないっていうかさあ、全部が虚構でできた極上の幸福ならジョーとの日々では駄目だったの*15というかさあ……。なんでマックスの話だっつってんのにノーマの話をしてるんでしょうね…マックスの執着の話だからですね……。「キャメラ」が回りサロメを降ろしたノーマを見つめるマックスの顔みた……?あの陶酔をよう……ぐーぱんじゃんもう(好きですよ)
マックスがノーマに向けた献身までを否定する気はないけどノーマを破滅させたのは(社会的にだけでなく精神を頑なにしたのも砕いたのも)マックスの執着だって主張も譲らないぞぼくは。
マックスの執着は「無声映画の大女優ノーマ・デズモンドにかつての栄光をもう一度」であって「ノーマ・デズモンドというひとりの女が穏やかな幸福を過ごすこと」じゃないじゃん。ジョーが思わず後退るあの熱量はよ。その2つは一見似ているようでもまるで違うぞ。「ジャンヌ・ダルクの試練」で取り乱すノーマを一顧だにせずスクリーンに魅入り続けていたのを忘れないぞおれは。
あのナンバーの歌詞、「降伏などさせはしない」、マックスが彼女を支えるからじゃなくて(ノーマの精神と本心がどうであれ)マックスが降伏をゆるしてくれないに聞こえて仕方なかったですね後半はもうね。あのナンバーはほんと初見と2回目以降でまるっと印象が変わるから……具体的にいうと悍ましさが(賛美の表現です。) キャンプ場、テントの前で燃える焚き火に見えていたものが人を包み燃える真っ黒な炎だったときのきもち。最高。
ノーマの「初期作品は全て私が」撮りノーマの「最初の夫」でもあり、おそらく「不思議な輝きをもつ少女」だった彼女を唯一知るマックスにノーマ個人を見る気がぜんぜんないのつらい。好き。途切れないファンレターは過去の幻想に送られているだけだぞ。出会ったばっかのジョーのほうがよっぽど大事にしてくれてるぞ。ノーマほんとうにそっちでいいのか。いや彼女には選択肢なんかないんだけどね。今までの全てを手放して先の見えない未来に挑むには彼女は歳を取りすぎた。ジョーが差し出した救いは時間に抗わずともよい安らぎをくれるけど新たに挑むための狂気や夢を与えてはくれないんだなあ。そして残念なことにノーマは、マックスも、それらなしで生きていける種類の生き物ではないんですよね。ジョーとは違って(サンセット大通りで残酷なところのひとつ、ジョーはハリウッドというばけものに愛されるに足る人間ではないってところだと思う。彼には狂気が足らない。)
本当にノーマの話ばかりしてるな。
マックス、マックスなあ。個人としての彼はまあなんつーかなかなかのやり手に見えるんだけど無声映画の大女優ノーマ・デズモンドへの執着がすべてひっくり返すしその妄執が彼を占めるすべてだからそれ抜きに見るのは無為なんだよなあ。
や、実際やり手だと思うんだよねマックス。ノーマの生活レベルを維持しながらお金の管理も(ところによっては工面も)してるし、ノーマに現金を持たせないのもジョーに現金を渡さないのもうまいなあと思う。ジョーがベティとの1度目の待ち合わせで店主に支払った金、アーティがジョーに「少しだけど」って貸してくれたお金そのままなんですよ。ピンクのシャンパンや金のシガレットケースはあるけど少しの手持ちもないから、ジョーは屋敷にいる限り生活に困らず甘い暮らしができるけど出て行くための準備や外での交流はできない。ノーマにねだろうにも彼女はおそらく現金を渡す必要がわかってない。し、たぶんお金を触らせてないっぽいのよね。ジョーが脚本の手直しを終えて出て行こうとする1度目、引き留めるノーマが「ギャラをまだ払っていないわ」「二倍、三倍、」「払えるだけいくらでも(ここは回によっては四倍、五倍、いいえもっと、と続く)」って言うけど結局お金を払ってはなさそうなんですよ。そしてこわがりの彼女は屋敷の外に出たがらないし、入ってきた他人とのやり取りにはマックスを挟むから情報の操作が簡単なんですよね……。ジョーに「手紙の消印はご覧にならないほうがよろしいかと」っていうけどノーマは絶対それを気にはしないって確信があるのか手紙を剥いて渡しているのか、いずれにしてもノーマが自分の思惑を超えることはないと思ってるのかな。ラストシーンの「私に!私にお任せください」からの一連を見てるとマックスはどこまで仕組んでたんだろなあと思う。大女優ノーマに栄光をもう一度、と彼女に変質(一般的には適応と呼ぶタイプのそれ)を許さなかったマックスはでも、時代が変わってしまったことをきちんと認識している。日々を繰り返しても悲願は達成しないと判っていたはずで。
ジョーを屋敷に招き入れたのは偶然として、彼がツバメになったこと、彼女の精神状態を案じるような言い方でジョーを脅かしながら関係の危機や破綻を静観するのみなこと、ノーマの部屋にピストルがあること、どこまで“マックスの思惑通り”だったんだろうね。1幕ラストでジョーがノーマを受け入れたあと、手袋を外した己の手をじっと見ているマックスは何を考えていたのかしら。

ところでこれはサンセットにビタイチ関係ないんですが山路さんのお名前をググったら別作品の推しの声をやってるっぽくて山路さん声優活動もしていらっしゃったんですかという。同姓同名の声優さんがいなければ推しの中のヒトだ。マックスの声やアフイベ短縮版で聞いたお声とローズの金属質な声質が違って声優さんってすげえなあというのと鋼ポケモンを愛おしむけど鋼ポケモンに特別好かれるわけではないローズの声をあの質感でしてくれてありがとう……(同一人物である前提で話してるけど違ったらごめんして)という気持ち。ポケモン剣盾の私の推し、神話のないガラルでかみさまになるしかなかった代替の利くただの人間をみてくれ。

*1:柿澤さんが「靴を舐めろ」のとき見せたハンドサインに大喜びしたオタク。

*2:ロミジュリとか

*3:『きょうもみんな、おえかきがすきです。』で触れた概念。人生で数少ない手放しで受け入れてる概念でもある。

*4:してたら大晦日のパーティーでああはならなかったでしょう

*5:ベティに説明するときは目が泳ぐ

*6:目に塗ると妖精が見えるようになる、あるいは妖精の幻術がとける。「妖精の塗り薬」でぐぐってくれ

*7:最後の瞬間マックスがどんな顔してるか確かめたいと思いつつノーマに魅入るので結局叶わなかったアカウント

*8:猛スピードの衣装掛けに肩を跳ねさせたりもしている

*9:濱めぐノーマはあきらかに「キャメラ」の単語に反応して目に意識が戻る

*10:そして真実は人の数だけある。積んできた体験が人それぞれ違うので

*11:正負によらず強い情念でだれかのあり様を方向づけるものを私は呪いと呼んでいます。

*12:安蘭ノーマはマックスが肩を抱こうとしたところで棺に突っ伏すため彼の手は届かない

*13:心が壊れたいきものがよすがにあどけなく微笑むのがどうしてあんなにうつくしいんでしょうね濱めぐさんね 砕けた心の破片が光を反射してきらきら輝いてるんでしょうか。推しです。

*14:何かに手を伸ばして落ちていったランディ夫人の後だからよかったねって気持ちになっちゃうのは否めない事実なんだけどそれにしたって。

*15:ジョーは(特に平方ジョーは)あそこでノーマが手を伸ばしたら一緒に屋敷から連れ出してくれたんじゃないかって思うのよ