つまるところ。

観劇や演奏会の感想を置いて行く場所。だって青い鳥には推しがいるから。もっと雑多なログもある。 https://utayomichu.hatenablog.com/

ポケモン剣盾主人公とライバルについてのメモ。

別所で連投したのの私的まとめです。なお私の進行度は某トーナメントでコータスが攻略できなくて止まっています。


プレイした人の感情移入やキャラ付けを除いた剣盾主人公はどういう子なんだろうかって考察を見かけてつられて考えてたんだけど、主人公に(特に序盤の)ホップは持ってなくてかつダンテと共通している要素があるとするなら、手段じゃなくて目的としてポケモンバトルを見られる子なんじゃないだろうか。なんとなくなんですが、ホップはポケモンバトルを「アニキみたい」の一要素として見ている印象を受ける。

ホップよりポケモンを手にするのは後(ダンテにもらうまで自分のポケモンを手にしてない)、ダンテにコーチしてもらうまでポケモンを捕獲しない、このあたり見るに主人公は物怖じする子なのかなーって気もする。興味を持っても新しいものへ手を出すハードルが高くて、ホップが手を引かれて初めの一歩を踏み出すような。

ホップも未知との遭遇では主人公を庇うように動くしさ。ダンテの出迎えも森でのことも、ホップは基本的に「先に行ってる」んだよね。ホップ自身の好奇心が警戒心を上回る性格を表しているんだと思うけども、主人公から見ると未知の危険(とぶつかる不安)を取り除いてくれている人にもなるんじゃないだろうか。

トーナメント前のインタビュアーおっぱらいを見る感じ、主人公が自分より明らかに強くなってても対人ではホップが主人公を守ってくれるんですよ。ホップの知ってる主人公は、ああいう無遠慮で下衆な手合いを追い払うのが(少なくても)苦手な子なんじゃないかな。


ところでホップくん、ボールの投げ方といい口癖といいポケモンバトルが憧れのチャンピオンへの同一化って感じなのに手持ちや技の使い方に彼の内面や性質、葛藤までがそのまま表れてるの本当に残酷だよなって思う。どんなに研究して真似しても、この世界ではポケモンバトルにそのままの自身が表れてしまう。

アニキみたいになりたくてダンテのポーズを観察したりポケモンやジムリーダーの知識を深めたりしているホップくんは分析が得意(≒サポート役や研究者向き)で、ホップくんの影響でポケモンバトルに踏み出した(ようにも見える)主人公がバトルの中からポケモンを学びバトルを純粋に楽しむチャンピオンとしての素質を持ってるのなかなか残酷な構成だよね(好きです)