つまるところ。

観劇や演奏会の感想を置いて行く場所。だって青い鳥には推しがいるから。もっと雑多なログもある。 https://utayomichu.hatenablog.com/

JtRネームドキャラの配色と悪魔の話をしています。

わたしが個人ブログ全盛期のコだったので嫌な予感してぐぐり案の定頭を抱えたので一個ぐらいはこう、検索ヒットしてきた人がこの作品そこ見れば面白いんだなって思う要素をね……おれははっきり言って日本版がスミから嫌いだし(直接的なワードを避けたらまた1000文字ぐらい生成したので言い切ることにした。)、リアル知人に薦めたくはないが(ほぼ考察班か物書きクラスタか熱心な信徒さんだし)すごいなと思うところはある……すごいところもある。あった。うん。

あっI'mJackは手放しですごいよあそこ4パターンセットで有料動画で売ってほしい。現場1回分くらいはぜんぜん出せる。孵化した厄災小野ダニエルと染まりて悪性木村ダニエルを観に行く価値はある。それはわかる。*1

でも今回その話はしない。
色の話をします。前にもしたけどちょっと情報増えたから。
注釈機能を閑話休題に使い文字リンクを注釈に使ういつもの与太をしていますが、どっちも寄り道なので突っつかなくて大丈夫です。


歌唱披露でメインWキャスト6人が黒ずくめのなか誘目性の高い有彩色、しかも濃い暖色系をあてられてたSキャスト3人の配色が「個人」それぞれを示すのではなく「属性」の色だったって話は前にもしましたが、オタクなので同じ話をします。

あの演目で本当に特別な配色はたぶん、白を黒で覆った無彩色とその手で輝く銀の光、なのではないかと思う。1幕ではジャックが、2幕では人を狩るダニエルが纏う色。おそらく「連続殺人鬼ジャック」をあらわす記号。


さてまずはそのジャック。
1幕では黒ずくめ、2幕では黒地を褪せた赤で染めたような色の衣装。色や装飾だけでなく見た目の質感も変わっていて、2幕の衣装は(特にマントが)いやな感じのぬらっとした艶がある。……なにがいやって鞣してる途中の皮膚みたいな、やたら動物質な光の吸い方してるとこだよ……(ほめてます。) 2幕ジャックの衣装は赤い赤いと言いつつ「赤いスカート」より朱に近いあかいろなので、与えられてる記号は別のものなのかなあと思っています。
液体を浴びせて飛び散ったような色の境界なので、乾いた血のいろかなと思っているんだけど、物語の悪魔のミームがいろいろついているのも込みで個人的には煉獄(聖書のほう)の炎を連想する。黙示録の感じあの炎はおそらくあかではないんだけども。

ところで1幕のあの「ジャック」の使い方、ほぼほぼ偽名で特定の個人の名前ではなく「ただの男」の記号として用いられてそうだなと思いました。じゃこらんたんのジャック。民話や説話のおろかな男の主人公、「ただの男」の記号。
2幕のジャック、ダニエルの「免罪符」であった彼の言動も"ダニエルが認識しているジャックという男の在りよう"であって、ジャックの人格そのものではないしねえ。これも2幕ジャックだったと思うんだけど、彼のマントを留める首元の装飾品が大きく腕を広げるたび軽い銀色できらきら光ってて、なんだか軛みたいだなと思った。
思い出したので書いておこう、加藤さんはジャックのときだけ爪が黒いんですがリップも黒くて肌の色もアンダーソンより白っぽくて(私が2幕ジャックの赤で錯視してるのかもしれない)、モノクロ感が強いなと思っています。


ダニエル。
ただ1人現在軸でグレーから黒に衣装替えした男。衣装替えする他の人より見た目の変化が大きくないぶん、あの配色そのものに意味があるんだろうなと思っている。上記参照。
……まずい終わってしまう。

彼の研究室に"命を狩る"ための黒いインバネスコートと"命を救う"ための医者の白衣が隣どうしに掛けられてるのおもしろいよなあと思う。彼の知る"ジャック"のようなコートを脱いで、同じ黒色のスーツを白衣で覆って、罪を犯した手を白い手袋で包んで。
そうして己の"黒いところ"を丁寧に丁寧に隠してから愛する人に埋め込む偽物の希望に触れ、時を遅らせる箱にしまい込むのすーげえ滑稽で人間の所業だなあって感じ(ほめてる。)これを滑稽と呼ぶのは私の根性が悪いからですが。
そうやってせっかく覆い隠したのに、現れたジャックのいざないで白い衣を勢いよく打ち捨ててしまって。(おそらく場所の都合上なんだろうけど)半分腐った臓器をほじり出したジャックが嗤いながら投げ棄てるのと同じ場所に打っ棄られるのが個人的に印象に残っている。

ところで2幕ダニエルのジャケット、内ポケットが白で上半分が原色に近い彩度の高い赤色でしたね。ポッケじゃなくてロゴかもしれない。なんか文字入ってた気がするし。

色とはちょっと違うんだけど、1幕では銀のメスで女を救った彼が2幕では銀の刃物で女を殺してるのAKUIがいっぱいの対比がよくキいてるなって思います(ほめてる)
己が救える人類ぜんぶを救うのが当たり前みたいに気負いなく動いてた*2聖人じみた男が、たった一人のただの女を救いたいってエゴ塗れの目的で無力に喘ぎ無様に足掻くのすげえ揶揄的だよ。
無様無様言ってるけどそうやってエゴで動く彼は1幕よりよっぽど人間らしいと思う。無私の聖人だった彼が恋した女との再会でおろかで無様で余裕のない、原罪*3をもつ人の子におちるのすげえヨクないですか。どっちかで言うなら2幕の彼のが人間らしくておれは好感が持てるよ。
脱線おわり。


アンダーソン。
彼の配色よくわからないんだよな……。一応毎回確認してるので衣装替えないと思っているんだけど確信はない。してたらすみません。
青みがかったグレーのシャツに金?茶色?の混じったネクタイ、それらをグレーのスーツとコートで覆っている。
"警察たち"は総じて黒だったような記憶があるので、他の警察と遠目でも区別がつくようになっている、と思う。思うというのは松下アンダーソン回はなんかだいたい前側の席で、加藤アンダーソンは存在が霧の町ロンドンを煮詰めたような、同じ配色でも見つけられそうな陰鬱さだったので……すごく目立つというんではないんだけどひとり一際陰鬱なんよ。
お題を色にしたから色変わりしないとあんまり話すことないですね。

あっそうだ衣装と言えば男性陣のベスト、ジャックもダニエルもモンローも一番下のボタンまできっちり留めてて、DEBUに恥かかせない優しさ着用作法*4のできる前の時代なんだなと思いました。日常生活でスリーピース着てるマンあんまり見ないので私にとってあれは板の上で見る服なんですけど、サイズや形によらず皆さん一番下は外して着てるイメージがある。
アンダーソンがたまに外してるときあったけど(きっちり留めてるときもあったはず)、あれは生活や心身の乱れの表現なのかな。乱れもなにもあの頻度でヤク維持しとかないかんのだし生活どころか自我からぐっじゃぐじゃだろうけどな(ほめてます。)


ポリー。
あの暗めのバックの部屋と黒ずくめWキャストのなかで鮮やかに目を惹いた赤い衣装が"娼婦の記号"の「赤いスカート」なのほんっっと趣向が悪趣味(ほめてる)

グロリアにはない黒いレースに黒いネックレス、黒色人種の表現なのかなとも思ったのだけど、目印の赤いバラが一番目を惹くように調整してたのかもしれない。ドレスの赤も明度低めで化粧や髪色も暗めで、原色に近い赤薔薇が本当に鮮やかに映える。
おれがポリーはいい女だよ!!!!って叫びまくってたの1/3くらいこの赤いドレスと赤薔薇があるからな。彼女は彼女のための特別をなにひとつもらえなかった、アンダーソンが迷いに答えを出していたら他の男が提案したただの目印じゃなくて彼が彼女のために選んで口に出した本当の特別をもらえたかもしれないのに。ただの目印と知らずあんなに嬉しそうに己に飾るの本当に、災いを招くだけの合図が彼女の衣装のなかで一番目を惹く鮮やかさなの、そ、そんなものに飾られなくてもポリーはいい女だよ!!!!!!!!!!!(これが限界オタクの悲鳴です)(私の場合二次元の非実在被虐待児概念に発揮されるタイプの叫びなんですけどねこれ……)

彼女だけの特別な記号、酒瓶って言われたらおれは半泣きで靴下に石を詰めはじめるのでそんなひどいこと言わないでくれ……。うんでも彼女が握ってた濁った半透明した緑の酒瓶はドレスとの補色になっててネックレスの光を通さない石ともある意味反対で、確かに彼女の衣装にあつらえたものなんだと思う……注視してたわけじゃないから違うかもだけど、7年前に絡み男が持ってた酒瓶は不透明度がもっと高い黒に近い茶色だった気がするし。……もうここ触らなくていい? 自分で始めといてなんだけど残ってた心のやわらかいところにぐさぐさくる。
色の話をするって言ったけど数時間前の私はこんなこと書く気なかったしこんな気づきをするつもりもなかった……5行くらいで進むつもりだった……。
※追記. 沼の外にはない文化かもなんですが作者の無情に半泣きで錯乱し悲鳴や断末魔を上げるのが賛辞の最上級みたいな風習がある界隈がありましてうちのぬまです。近所だと『宝石の国』やまどマギのむらがそんな感じかも。


グロリア。
7年前は赤いスカートを身に着けていたグロリアが現在時間軸では茶色の長いカーディガンを着ているの本当に制作側の愛(AKUI)が重い。たくさんいる娼婦の記号からどこにでもいる大衆の記号に付け替えられ、その下に黒いスカートと白いブラウス、2幕のダニエルに宛がわれた配色があるの愛(AKUI)と言わずして何と呼ぶんだよ(ほめてる)
どこにでもいる大衆の色をあてられた女が特別な色を当てられた男を2度*5も変質させるほど特別で唯一なの、私はこういう符号付けして興奮する質なので大変テンションが上がる。己の根性が悪い自覚はある。

彼女にだけあつらえられた色、物で言うならいろんな花が描かれた黄色いスカーフ(が赤いドレスを半分隠している)だと思うんだけど、ダニエルに口説かれて以降あの布出てこないんだよな確か……。様々な花のひとつから特別な花になってるからなのかね。
ただ一つの花になったことで娼婦の記号が隠れなくなるのめちゃくちゃ皮肉だなって(ほめてる) ダニエルが恋したのはグロリアが「売ってる」花の部分だから状況や関係との適合率もかなり高いんだけどその意図だったらやっぱり趣向が悪趣味だよ(ほめてる)
短いなって思うんだけどグロリアは聖書由来の愛(AKUI)をこれでもかと詰め込まれてるのでこの上さらに色にまで激重の揶揄が入ってたらSキャストに情念こもりすぎではみたいな顔をしちゃうよおれは。


モンロー。
歌唱披露で男性陣でただ一人暖色振られていた男、(あの場では相対的に)彩度の高い茶色が彼にあつらえた色ではなく民衆の記号なの趣向が悪趣味(ほめてる)
相対的にっていうのはモンローの茶色、大衆の色なんだけどいざ中にぶち込まれるとどっちかというと暗い色……な気がするんだよな。いや明るいのか? ジャケットの端も一段暗い色で処理されてて、一応ほかの大衆とはずらされている感じ。ごめん私が重なってる面の差分で色の違いを識別してて、明るい暗いの認識が端の色に引っ張られてる。

んでも実際のところ、モンローと大衆の識別はジャケットの色より髪の赤茶と蝶ネクタイの臙脂で、それが彼にあつらえられた色なんだろうなと思う。*6客席に背中向けて頭を低くすると一気に目立たなくなるんだよねモンロー。
私はあの髪色から赤毛より傷んでいるの記号を引っ張り出されるので(化粧に赤や茶の配色あんまないのもあって)そういう感じと見ている。蝶ネクタイも同じミームがついてるし。モンローが着けてる蝶ネクタイ、右側かな、端が染みたように黒ずんでるんですよ。形もだいぶ崩れていて、三角の部分がまるまっちいになっている。
わたし蝶ネクタイをTVのマジシャンかそれこそ韓国版アルヴィン*7くらいしか着けてるのを見たことがなくて、エナメルか?みたいな光の弾き方とがっちり崩れなさそうなリボン形のイメージが強いからそう感じるのかもしれないんですが。
髪色はリアル傷み具合もあろうので不確定要素ですが、黒ずんだ蝶ネクタイはまず間違いなく意図100%だろうし、身なりを気に構わないなのか身なりを整える余裕がないなのか、ポリーの酒瓶と同様になんらかの属性の示唆なんだろうと思っている。イギリス紳士代表ジャックやイギリスの暗いとこ代表アンダーソンと比べると髪型もフリーダムだし、言動がすげえアメリカンなので前者な気は若干する。

 

ダニエルが神の子でジャックが悪魔だって話もしようと思ったけど文字数やべえからまたいずれ。……と言っていたんですが最近のついったはいつ消えてもおかしくないよな感があるので持ってきました。

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JtRダニエルくんの名前の由来がダニエル書だとしたら1幕が完全に神のしもべと悪魔の対立の構図だし民衆は悪魔の所業を見て神への賛歌をうたうしミッドサマー文脈(ちがう)じゃねえかというきもちになりつつある クトゥルフ文脈でもいいけど
注:ブログにするつもりだった情報整理なんでめっちゃ長いよ、キリスト教およびその派生概念をネタにしてると思われる箇所まとめです。

前置き。クトゥルフ文脈というよりCoC文脈なのかな、十字教の唯一神によらない力あるものという意味での「冒涜的存在」って言い方がクトゥルフ神話にありまして、ジャックやロンドンをそういうものとしてあるなみたいな印象。
 CoCの「冒涜的な」ってあれそういう意味なんすよ。世界の隅々までに当たり前に存在しているはずの創造神の恩寵から外れている、人類の唯一神の全能を否定する"事実"を"理解"してしまう、だからクトゥルフ神話的存在はもれなくおぞましく、それらを知るほど不可逆に正気を失う存在なのよ。
(クトゥルフ神話生物のような存在的な冒涜とはまた別に、冒涜的存在の行いの結果にキリストの神を讃える歌とよく似たものを捧げてるのはシンプルな意味での冒涜だなと思う)(神を讃える言葉と文脈で畏怖を向けられる先に神でないモノを置くの、独自の異教でキリスト者の信仰を打ち砕くよりもう一段冒涜に振ってません?)(倫理道徳くそくらえなホラーもの演出として大変よくできてるよなとも思う)
いきなり話が逸れてしまった。トラディショナルなCoCは深淵を覗く体感がおもしろいっすよ。

キリスト教やその派生概念を乗せられてるのがダニエル・ジャック・グロリアの3名だけなので、(本来の原作チェコ版はどうかは知らないが)このホンにおける特別はこの3人なんだろうなと思っている。

ダニエルくん、キリストにせよダニエル書のダニエルにせよ付与されてるのが「預言者」の記号なんだよなと思う。イエスとダニエルではやったことだいぶ違うんだけど、神の言葉を聞いて伝えたのが強いて言えばの共通項なので「預言者」なのかなと。彼の行いと合わせてかつ2幕と対比さすなら「神に従順な穢れなきもの」かもしれない。

ジャックが悪魔だっていうのはこのあたりで言ったのでざっくりですが、
狼のような吼え声、巨大なハエ、大きな2本の角(これはだいぶこじつけ。帽子の両側に同じ角度でつけられた飾り羽。羽根と頭骨が交差するのもベルゼブブのメタファらしいですがソース取れてない)。これらは「ベルゼブブ」の特徴なんですよね。
力ある魔術師でも契約できないが親しいものになら仕えて手を貸してやるというのも、ベルゼブブ含む高位の霊の性質なんだそう。2幕ジャック、ダニエルくんのこと「友達」って呼んでましたね。

まあここまで書いといて言うのもなんですが、彼らの名前はアメリカの蒸留酒ジャックダニエル」から引いてる可能性はそこそこだいぶある気はまあまあする。


以下はご参照なやつです。もうちょっと筋道立てて文章にしようと思っていたんですがなんかこう文字量に疲れて。今もくるみぽんちおループしながら書いてる。速くてポップで元気出るけど知らない人は頼むからぐぐってくれるな。

〇ダニエルくんにキリストのミームが付与されてるっていうのはこれ。 

ダニエルが馬車に跳ねられた女性にメスを入れるときの人物の配置、絵画の「キリストの生誕」に似てるんですよ。人間の配置は脚本に書いてなかろうもんので穿ちすぎの可能性は高いですが。

〇ダニエル書ネタについてはこのあたりで話したやつ
ダニエル書3章のエピソード、王が作った金の像にひれ伏して拝むこと(偶像崇拝キリスト教ではかなり強く禁じられた行為)をしない民は生きたまま火の中に投げ込まれる。

〇グロリアが焼き殺される場面で歌われるのは神を讃えるための頌栄だって話
名前からして「栄光あれ(Gloria)」、神への賛美を冠する彼女が神のしもべのように穢れなき男を殺人へ駆り立てる動機となり、最期は自らを殺して死ぬ*8というなんつーか役満というか脚本家の愛(AKUI)が重いんだよな……。
そういう目に遭っているって意味でもそういう風に他者に作用するって意味でも恩寵の反転概念みたいな役割の女だな、と今は思っています。脚本家に乗せられてる愛(AKUI)が重いんだよ。

ところでやっぱりJtR脚本家のキリスト教モチーフ扱いくっっっそ趣味悪いよ(ほめてる)(本当にほめてる)その徹底的な冒涜が味だとは思うけどさ。

*1:マントをはためかせる動きも"ダニエル"の演技も相手にがっちり合わせてる加藤和樹(敬称略)の観察力と表現力が超弩級なのもわかる。

*2:その一方でというかそうだからこそ、無辜の人間を殺してつくられた死体を「より多くの人を救うために」買い取る倫理観が医者として致命的にやべえんですが。合法か違法かが問題じゃないだろうよダニエルよ……。

*3:原罪とは「神の意思よりも自分の思いに意識が行ってしまう気持ち」、複数の伝道師さんや牧師さんから共通して聞くので見解として主流だと思っています

*4:そういう説があるって聞いたんだけど……違ったらすみません……

*5:人を救う無私の聖人から人を狩る殺人者へ、そして完全に同化したはずの殺人鬼の喪失へ

*6:蝶ネクタイの色は娼婦の記号の暗い赤と色合いは近いので同じ記号があてられてる可能性はなくはないと思いますが、自身の心身削って寿命を縮めて花を売る娼婦と身を張るとは言え削って金に換えるのはあくまで他人の人生な記者を同一視するのはいくら「物語の外側の」道徳倫理は埒外で楽しむ作品といえどそれはちょっとあのさあ……の顔を本気でしてしまうので今回その仮定は排除します。

*7:ネクタイ着けてるのを彼が見たのなんてあの日くらいしかないじゃん……と気が付いた2年前のわたしは盛大に悲鳴を上げた。

*8:諸説ありますが自殺は宗教的にやっちゃいけないこと扱いがまあまあ主流かと。「殺すな」に入るとか神に与えられた使命より自分の意思を優先した上に懺悔の機会がないとかまあ色々言われますが。http://www.ic.nanzan-u.ac.jp/JINBUN/Christ/NJTS/011-Hamaguchi.pdf